おそらく2000年式

ライブDIOーJ AF34のインプレッション

一応、シャスタホワイトという名前の白色

メーカー希望小売価格

Dio-J 144,000円
Dio 157,000円
Dio ZX 179,000円

 

主要諸元

  Dio Dio J Dio ZX
車名・型式 ホンダ・BB-AF35 ホンダ・BB-AF34 ホンダ・BB-AF35
全長×全幅×全高(m) 1.675×0.625×
0.995
1.675×0.615×
0.995
1.675×0.630×
0.995
軸距(m) 1.145
最低地上高(m) 0.105
シート高(m) 0.700
車両重量/乾燥重量(kg) 75/69 73/67 75/69
乗車定員(人) 1
燃料消費率(km/L)
(30km/h定地走行テスト値)
49.0
最小回転半径(m) 1.80
エンジン型式 AF34E 空冷2ストローク単気筒
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 40.0×39.3
圧縮比 7.1
最高出力(PS/rpm) 5.6/6,500 6.3/7,000
最大トルク(kgm/rpm) 0.64/6,000 0.66/6,500
キャブレター型式 APBC
始動方式 セルフ式(キック式併設)
点火方式 CDI式マグネット点火
潤滑方式 分離潤滑式
潤滑油容量(L) 1.3
燃料タンク容量(L) 6.0
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 1速 2.450〜0.850 2.850〜0.860
キャスター(度)/トレール(mm) 25°40′/72
タイヤサイズ 3.00-10 42J 90/90-10 50J
3.00-10 42J 90/90-10 50J
ブレーキ形式 油圧式ディスク 機械式リーディング・
トレーリング
油圧式ディスク
機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニット・スイング式
フレーム形式 アンダーボーン

職場の同僚が、飲み会の席で「スズキのチョイノリが手に入りそうなのだけど、俺が乗った後いらなくなったら買わないか?」といったことに始まったDIO購入。実際には同僚はDIOを手に入れて1シーズン乗ったのち、私に譲渡の話を持ち掛けました。傷だらけでとにかく汚い外見でしたが、ずっと倉庫で眠っていたものらしく走行距離はわずか1000キロでした。ここから私の原付生活が始まりました。

DIOの〇のポイント

バブル期に売れまくったライブDIO。TRFの曲が流れる、しっかりと予算をかけて制作したテレビCMからも分かる通り、若者をはじめ全世代に売ろうというホンダに意気込みが伝わってくる商品でした。実際、今では信じられないほど、カラーもグレーも豊富でした。このおかげで、発売開始から30年近くの時間がたった令和の今でも何ら困らずに部品を購入することができます。消耗品だけではなく、数々のドレスアップ用品やカスタムパーツも豊富です。自分はZX仕様のリアスポイラーを取り付けました。

2ストならではの力強い走り。私のはいわゆる排ガス規制に合わせた「規制後モデル」で、前期に比べるとかなりパワーダウンしているものです。とはいえ、ノーマルでもぐいぐい加速します。さらに、CDIをデジタルのデイトナCDI、いわゆる赤箱に代え、リアタイヤも1サイズを大きなものに代えているので、ノーマルとは違い滑らか、かつのびやかに加速していきます。タイヤサイズアップに伴い、時速20キロくらいまではややおっとりとした加速になりますが、ノーマルのやや急激な出足よりも走りやすいと思っています。

・ぜひあげたいのが、ヘッドライトが明るいことです。この時代の普通の原付は30wのバルブがスタンダードでしたが、 PH11というやや特殊なバルブサイズですが40Wのものが純正でついています。CBR125のダブルヘッドライトよりも、むしろDIOの方が明るいほどです。

・スタイリッシュはフォルム。とかく差異が見いだせない原付スクーターの中でも、全体のデザインバランスが優れていると思います。メーターデザインも秀逸。見えない個所ではメットインスペースもよく考えられていると思います。しっかりと書類を入れるためのスペースも確保されているんです。さすが!

 

DIOの×のポイント

エンジンの始動性の悪さ。これは有名な話ですが、前回の始動から2日もあけると、ガソリンがすべてタンクに戻ってしまい全然エンジンがかかります。セルをいくら回してもダメ。力強くキックすること20回程度でようやくエンジンが始動します。

・2ストなので仕方いないけど、燃費が悪い!ってこと。静かに走っても、坂の多いこの町に住んでいるとリッター20キロどころか、リッター10キロにも届かないくらいです。しかも2スト独特のあの臭い排ガス臭。環境には悪いです。ごめんなさい!

 

DIOの△のポイント

・所有している自分は関係ないけど、中古市場での信じられないほど高価なことをあげたいと思います。自分のはまだ走行1000キロです。もちろん実走行。だけど、メーターが1周しているような個体でも今なお新車時と変わらないような値段がついているものもあります。2ストモデルだということと、パーツが豊富だということもありますが、デザインが優れているのも要因ではないでしょうか?

・上と関係して、盗難の多いモデルとも言えます。いくらハンドルロックなどをかけても、本体自体が軽量なので持ち上げれば持っていかれてしまいますからね。

 


 

 

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