韓国ソウル・板門店旅行記 2005年
2005.8.112005.8.13

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羽田まで
 いよいよ出発。春までは新千歳空港近くの町に住んでいたけど、今は少々離れた街に住んでいます。また、走ったことのない道を運転することもあり、新鮮な気持ちでの出発となりました。いつもの駐車場業者に車を預けた後、夏休み中で幾分混雑している空港に送ってもらいました。そのまま国際線乗り継ぎのチェックインカウンターに向かったのですが、カウンター前の荷物検査の係員が「羽田行きは国際線ではないからダメ!」と通してくれません(T_T)。仕方なく混雑している国内線のカウンターに並ぶことにしました・・・特典航空券は自動チェックイン機に対応していないんです。ダメもとで「ソウルまでスルーでお願いします」と言ってみたのだけど、国内線の担当者は、「私にはわかりかねますので少々お待ちを・・・」とどこかに電話で問い合わせてました。まあ、結局はダメ。羽田では、国際線は違うターミナルを利用するから当然かもしれませんが。

 で、いきなり機内に(笑)。今回の旅行の最初の搭乗機は満席の北海道国際航空(エア・ドゥ)のB767(JA98AD)。ANAとの
コードシェア便です。機内の仕様や機内サービスがANAとは違うけど、別に不便はまったくありませんでした。どうせ羽田まで1時間半だしね。実際、ここ最近暑さのためにほとんど眠れなかったこともあり、気がついたら羽田にワープしてました(^_^;)。第2ターミナルが出来たとはいえ、羽田では沖止めでした←ちなみに、すぐ横には元国際線機材のLR、JA8174が駐機してました。退役が近い機種を見るとなんとも複雑な思いです。荷物をピックアップした後、食事がてら新しいターミナルを見学しようかな?なんて思ったけど、やはり夏休み中。人が多くて断念してすぐに国際線ターミナルに移動。無料バスで数分の距離です。まるで地方空港のようなこじんまりとしたたたずまいです。当然見て回るような場所もなく、すぐに出国。誰も並んでおらずあっという間にゲート前に到着。成田の混雑や移動距離と比べたら嘘のようです。特段することもないので、カバンからPDAのシグマリオンを取り出してHP用の旅行記を書こうかな?と思ったけど、カバンに入ってません(^_^;)。朝急いで用意したため置いてきたようです。じゃ、本でも読むか〜と思ってカバンの中を探してみたけど、やはり入っていません(T_T)。大多数の乗客が韓国人のため、ロビーで飛び交うのも韓国語ばかり。既に異国情緒たっぷり。そんな中独りで何もすることなくボ〜ッとしている自分が惨めになってしまいました。

   ポケモンジェットと国際線ターミナル。
   暇だったんで、このタイミングを狙いました(^_^;)

1時間ほどの後にやっと搭乗時刻となったのだけど、最近新しい機材を積極的に投入しているANAにあっては、やや古めのJA8358。まあ短距離だし、ビジネス路線でもないので仕方ないのだけど。当然シートテレビもないので、ゲームが出来ません(笑)。短時間の飛行とはいえ、一人旅の場合は機内エンターテイメントが最高の暇つぶしですからね。特に、本やPCを忘れた愚か者にとっては(笑)。しかも、なぜか前方スクリーンでの機内放送も機内販売の広告ばかり。商売熱心なのはいいのだけど、私は退屈なんです!!!(^_^;)。やっとのことでお気に入りのコメディ、“Hey! レイモンド〜ロバートとロデオ〜”が始まったときには、私自身が再びワープモードに突入。夢の中で機内食のサービスがあった様な気がするけど、ANAのHPに記載されている「前菜、鱒のスモーク レモン添え、卵とマカロニのサラダ、メインディッシュ(ビーフと茄子のカレー ライス添えまたは白身魚煮付けとごはん)、四季の麺、ブレッドロール、コーヒー または 紅茶」という長〜いメニューではなかったはず。確実に麺はなかったし、ブレッドロールもなかったよ!?うん??居眠りしつつだったし、ほとんど食べていないから自信はないけどね(汗)

ソウル到着! 
 初めてのソウル金浦空港。到着後、ベルト着用サインが消えると、みんな勢い良く飛び出していきます。なぜだろう??と思うも、すぐに謎が解けました。入国審査のラインが5本。ですが、うち4本が韓国人用。我々日本人が利用する外国人用には長い列が出来ています。降りるのが遅かったせいもあるけど、私は後ろから5番目(^_^;)。韓国人用が順調に進む中、ただただじっと待つのみです。やっと韓国人がすべて入国審査が終わったときに、外国人も移動して良いと合図が出たけど、並んだラインが悪かったのか、最終的にすべての乗客で最後になってしまいました(笑)
 1つだけぽつ〜んとかわいそうに回っていた荷物をピックアップし、銀行の窓口で両替を済ました後、すぐに地下に移動して地下鉄で市内に移動です。金浦には地下鉄が乗り入れているため、あの韓国の道路渋滞とは無縁です。荷物が多い(大きい)場合はリムジンバスの方がいいけど、今回の私のように荷物が少ない場合は圧倒的に地下鉄の方が便利です。料金も市内まで僅かW1100。日本円で120円くらいですね。とはいえ、地下鉄なので当然各駅停車。地下なので車窓なんか楽しめるはずもありません。初めて韓国を訪れた人にあまりお勧めではないかも(^_^;)
 市内到着後は、まず光化門駅で下車しました。ソウル最大の書店、教保文庫に立ち寄るためです。韓国で使われている英語教科書を購入するという最大の目的をまずは達成しないとなりませんからね。なお、駅と教保文庫(店舗は地下にあります)は地下通路でつながっていますが、出口を間違ったため、一度地上に出てしまいました(笑)

  世宗大路といえば、この像がシンボル。
  でも、誰の像だか未だに知りません(笑)

 教保文庫は毎回訪れているので、売り場の配置は分かるのですが、どこを探しても英語の教科書がありません。他教科の教科書と思しき本はたくさんあるのだけど・・・で、重たいリュックを背負ったまま歩き回るのはキツイので、近くにいた店員に尋ねてみました。しかも英語で。Do you speak English?と、まずはそこから聞いたのだけど、20歳前後と思しき女性店員は、とっても怖い顔になり、横目で私をギョロッ!と見たかと思うと、奥にいた中年女性を連れてきました。あ、このおばさん(失礼!)見たことある!!!はい。前回の訪問時に店員に英語で話しかけた時も、このおばさんが奥から呼ばれてきたのでした。これで一安心〜!と思うもつかの間。おばさんの英語を簡単にまとめると、「今の時期は教科書入れ替えのため売ってません!!!」とのこと(>_<)。しかも8月15日過ぎくらいには入荷するようなことを言っています。なんというタイミングの悪さなんでしょう・・・思わず苦笑いの私。だって、はるばる韓国までやってきたのに・・・ですよ!?しかも、前回も購入できなかったので、販売している期間を確認してからやってきたのにですよ!?・・・今回の旅行での、最大のトラブルがいきなりやってきたのでした。

 どうでもよくなった私は、再び地下鉄に乗車して宿泊先に移動です。あまり多くは語りたくない今回の宿泊先・・・と、言うわけで、入室直後にまず悩んでしまったエアコンの操作パネルの写真だけ掲載しておきます。

適当に使ったけど、ちゃんと冷えてましたよ〜

 この日の夕食は近くの屋台で購入したトッポギ、キンパブ。それと良く分からない餃子みたいな料理(笑)。辛いものは苦手なので、トッポギは1、2本で良いよ!と、屋台のおばちゃんに身振り手振り付きの英語で言ったものの、カップラーメンの容器のような器にびっちりと入れてくれました。食べたのは2本だけ(笑)。

 こうして韓国での短い滞在が始まりました。明日はロッテホテルに8:20までに着かねばならないため、目覚まし時計をセットして早々とベッドに入った私でした。


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