香港旅行記 2005年
2005.1.52005.1.8

はじめに   1日目   2日目   3日目   4日目


はじめに

 「ようやく」というか、「とうとう」香港に行く事にしました。私が始めて香港と言う国を意識したのは、英語の勉強を始めた小学生のとき。「Hong Kongは香港、Ping Pongはピンポン、なのにどうしてKing Kongはキンコンではなくキングコングなの!?」と、どうでもいい疑問をもったのが始まりでした(笑)。また、大学院時代にシンガポールを研究テーマに据えて以来、シンガポールとの比較で香港を考察してみたいな、ずっとそう思ってきました。アジアの四昇龍と呼ばれた、シンガポール、韓国、台湾、そして香港。なかなか行く機会が無く、結局最後になってしまった香港ですが、その分じっくりと自分の目で現在の香港の姿を見てきたい、そう思い旅行の計画を立てたのでした。

 できれば1997年7月1日の中国返還前に、それが無理でも、できれば香港カーブや、街中のネオンに飛び込むように着陸することで有名だったかつての啓徳機場(1998年7月5日まで使用されていました)が使用されている時に出向いてみたかったのですが叶わずでした。とはいえ、中国に返還された現在の香港では、かつてよりも英語使用の割合が小さくなっていると耳にします。アジアの言語環境に興味関心のある私です。たんに観光するのではなく、そのような視点でも、香港の現在の姿を捉えてきたいと思い、今回の旅行を計画したのでした。


旅のプランニング

 今回もANAのハローツアーを利用しました。ハローツアーにこだわる理由は、マイルを貯めるという点で有利なのはもちろん、それ以上に、千歳からの成田便が取りやすい(と、旅行会社が言っているのですが)という理由があります。CTS−NRTは50人乗りのCRJ機で運航されていますが、少ない座席のかなりをハローツアーが事前に仮押さえしているらしい・・・との話をよく耳にします。今回も当初はキャンセル待ちでしたが12月の中旬の時点で席を押さえる事ができました。

 

 今回利用したツアーは基本的には観光無しのフリープランでしたが、それにオプションで2日目の香港市内観光をプラスしました。パンフレットにも書いてあるけど、やはりお土産屋やDFSに強制的に連れて行かれそうです・・・(^_^;)。で、最後まで考えたのが3日目の予定です。数年前に初めて香港に行こうと思った時から、絶対にマカオに行こうと思っていたので、個人でフェリーで行き、そして自分の足で街を歩く予定でした。しかし、諸々の料金を考えると、現地の代理店が主催している現地発着の日帰りツアーと相違ないばかりか、下手すると高いくらいです。数社のマカオツアーを比較しているうちに、中にはさらに中国の深センに行き、軽く観光した後にナイトパレードというショーを見れるものまでありました。
 今回は一人での旅行ではないため、自分で手配し、案内すると非常に疲れることが予想されます。そんなこともあり、マカオと深センがセットになったオプショナルツアーを申し込みました。ちなみに料金はHK$900。13000円ほど。現地の物価を考えるとちょっぴり高いけど、交通費、昼、夜二回の食事、そしてパレードの料金が含まれていることを考えると、意外とリーズナブルと思います。

 ※深センのセンの字は、日本語環境のPCでは表示できないためカタカタ表記にしています。


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