香港旅行記 2005年
2005.1.52005.1.8

はじめに   1日目   2日目   3日目   4日目


2日目強制的なお土産屋さんめぐり巡り、香港観光がメインです(笑)
 

 前夜は3:00過ぎまで眠れませんでした。空気がとても乾燥し妙に寝苦しかったせいなんです。結局、HP用の文章を1日目まで作成してました←今回も小型PCのシグマリオンを持参しました。眠さと疲れでぼろぼろだったけど、ロビーには7:40分に集合。日中は追加料金なしで用意されていた香港観光に行くことに。追加料金が無いと言うことは・・・みなさんの予想通り、お土産屋めぐり等のすばらしい特典付きです(汗)。まずはお粥の朝食を食べにどこかのホテルに行きました。眠たかったのでどこのホテルかは覚えてません(笑)。エスカレーターの運行が止まっており、階段のように歩いて上りました。

 お客は日本人中心だったような・・・

 肝心のお粥の味などはまあ、無難。飲茶形式だったけど、普段から朝は食欲が全くない私です。ほとんどの品を箸で突っついただけで食事終了〜と、思っていると、ガイドさんが飛んできました。「今、このレストラン内で置き引きが発生した!」とのことです。食事中にテーブルの脇に置いていたカバンがなくなった人がいるらしいんです。と思うと、同じツアーに参加し同席だった女性が、「私も昨日マカオでやられそうになりました・・・」と。あの・・・私も明日マカオ行くのですけど・・・やめようかな・・・(^_^;)。

 後味の悪い朝食の後は、海底トンネルをくぐり抜け、香港島に渡ります。狭く曲がりくねった山坂道をひたすら走り、まずはスタンレーマーケットというところに到着。このあたりは欧米人が多く住んでいるため、大きなサイズの服を中心に扱っていました。ただ、まだ9時台です。多くのお店が開店準備中。1つだけ気に入った服があったのだけど、サイズがXL!残念ながら大は小を兼ねません(笑)

              赤柱=スタンレーマーケット

その次に向かったのはレパルススベイと呼ばれる海岸です。映画『慕情』の舞台として知られています・・・いや、正直言うと、私はこの映画を知りません(笑)。半分人工的に造成した海岸線らしいですが、ビーチの綺麗さよりも、周囲にある中国風のオブジェ等の方が興味深いものでした。ガイドの案内に従い、触るとお金持ちになれるらしい像と、子宝に恵まれるらしい像をぺたぺた触ってきました。効果のほどは・・・これからの私の人生をお楽しみに(笑)。

綺麗なビーチ・・・人口造成らしい(^_^;)   子宝?の神様   とっても東洋的な風景ですよね

 写真をとったりしていると、片言のニホンゴを話すおじちゃん、おばちゃんが次々に寄ってきます。「ボールペンカワナイカ?」、「ティッシュハイラナイカ?」・・・と。興味がなかったり、買う気がないときは無視するのが一番です。
 この時です。ガイドさんが私に、この日の夜のオプショナルツアーを勧めてきました。しかし、日本語が非常にわかりずらいばかりか、肝心なオプションだということを一切話さず、「オープントップバスに乗りたいなら乗せてあげますよ!」と言っているんです。でも、そんなに都合の良い話があるはずもないので、「これってオプションですよね?」とこちらから確認。3人グループなのに、いつも私にばかり話しかけてきます。なんだか嫌な感じです(ーー;)。ここで私のほうも交渉開始。無料のツアーは3時に終わり、その2時間後に始まる既に追加料金を払っていた夕食と夜景のツアーまでの間は、本来は免税店(DFS)で拘束されることになっていたのですが、DFSは早く切り上げて一度ホテルまで送って欲しい点と、マカオツアーはパンフレット通りの価格にしてもらうことの2点です。まあ、後者は当然ではあるのだけどね。結果は・・・2点ともOKということになりました!ちなみにオープントップバスのオプションはHK$200(-_-;)。約3000円。自分でトラム(路面電車)にのって同じようなコースを進んだ場合はわずか数ドルで済むのだけどね。もし一人で来ていたのなら、絶対自分でトラムに乗りましたね(^_^;)

 次は水上生活者の家?というか、船を見てまわるという、なんとなく嫌な感じの乗船観光。しかも、観光用のサンパン(小舟)の乗船代は実費負担だし(;一_一)。学校にも行く事の出来ない低所得の人たちが今なお水上で生活しているとの事でしたが、彼らの収入源はいったい何なのだろう・・・そう思ってしまいました。なお、台風の時期には、船に積んだ貴重品を携え、知人宅に避難するとの事です。

無数の船と高層ビルとのギャップ・・・

 20分あまりの乗船後に、かの有名なビクトリアピークに向かいました。ピークに向かう、かなり急勾配の道沿いには超高層のマンションや、超高級の邸宅が並んでいます。地震がまったくないから可能とはいえ、見上げるだけで空恐ろしい気分になってしまいました。ちなみに、私は高いところは大の苦手(^_^;)。肝心なピークから望む風景はというと・・・光化学スモッグの影響か、どんよりした感じです。時期的に、これでも一番空気が澄んでいるらしいけど。最近は、ピークからの夜景がそれほどでもないと言われるのも納得です。あ、結果的に、今回のツアーでは、残念ながら?夜景らしい夜景を見る機会がありませんでした。

   左の案内板の鮮明な写真とは違い、かなりくすんでいますよね。

 ピークの帰り道はこれまた有名なピークトラムに乗車です。でも、日中のため全然混んでいません。ガイドブック等にも書いてあるのですが、乗車するときはぜひ左側に乗ってください。登りで利用した場合には、次第に綺麗な夜景が見えてくるはずです。日中のため、空席の多いトラム車内でしたが、物は試しと通路に立ってみました。床に対して45°位の角度に立たないとバランスがとれず、勾配の大きさがはっきりとわかりました。でも、あまりに馬鹿なことをしたためか、乗り合わせた世界中の観光客から笑いと歓声が起こってしまいました(^_^;)←そのときの写真は、恥ずかしくてここには載せれません(笑)
 
 ここで地下トンネルを通って九龍に戻り昼食タイムです。辛いことで有名な四川料理です。まあ、確かに辛かったけど、これでも日本人向けにマイルドにしているらしいんです。味はまずまずでしたよ。ただ、デザートがなかったのが減点ポイント。

 蒸しパンが一番美味しかった(^_^;)

 まあ、無料の観光コースなのであまり文句は言えません。食事後は、ショッピングの特典の開始です(T_T)。まずはヒスイの専門店。数万から数十万円の宝石の専門店。まあ、店員の多いこと、多いこと。我々の一行5人しかいないので非常に辛かったです。次(笑)。シルク問屋。問屋とは言うものの、完全に日本人向けのお店です。同じものをシンガポールのクラークキーなどで購入すると半額以下では!?誰一人何も買いません(笑)。車内に戻った後は、お土産品の車内販売の開始。確かにDFSよりは安いけど、どうしてもこのガイドさんからは購入する気になれませんでした。で、さらに次はDFS。当然、約束どおりにホテルに送ってもらいます。しか〜し、ガイドさんの日本語が何を言っているのかまったくわからずで、「ここで解散して歩いて帰ってもいいよ!」といっているように思えました。ガイドさんに「英語は話せる?」と聞いても、「ほとんど使えない」と言われるし、イライラを通り越してあきらめの境地です。結果的には30分後にホテルに送り届けてもらえましたけど。いや〜本当に疲れた半日でした。この時3時過ぎでした。

 あっという間に5時。ガイドさんと再び合流です。その時、ガイドさんの携帯がなったのですが、ほかのツアー客と集合時間でトラブルになっている様子です。ガイドさんも相当興奮しているけど、あの日本語ではトラブルになるのも納得です。夕方に申し込んでいたツアーの内容は夜景鑑賞と夕食というものでした。でもでも、夜景鑑賞のため向かった九龍側のスターフェリー乗り場は、下の写真のようにまだまだ明るいんです(-_-メ) 

ガスがかかっているのがわかります?

 もう少し暗くなるのを待っていたかったけど、18:30に夕食を予約しているらしく、30分後には香港島に向かうべくスターフェリーに乗船しました。僅か数分の乗船ですが、このスターフェリーに乗っている間が、一番香港らしい観光に思えました。次第に香港島のネオンが近づいてくる、この時間のスターフェリーはお勧めです♪

     乗船までぎりぎり待って撮影したのがこの2枚。露出を調節したけど、これで限界です。

 夕食は、中環(セントラル)のオフィス街にある、蘭桂坊(ランカイフォン)と呼ばれる地区のお店です。このあたりは、香港の六本木とも称される繁華街。ただ、まるで小樽の街のような急坂にあり、ガイドさんの説明によると、多数詰め掛けた若者がドミノ倒しになり多くの人が亡くなった場所らしいです。

  雰囲気の良いお店でした。夜の繁華街はどこの国も人が多いですね!

 夕食のお店は、本来は選べるのですが、良く分からなかったためガイドさんに任せてしまったため、お店の名前すら、いまだに「?」です(笑)。だって教えてもらっていないんですもの。それに、お店自体ビルの中に入ったものなので、わかりにくかったんです。店内の写真とお店前の写真を載せておくので参考にしてください・・・参考になるわけないか(笑)。ちなみに、西洋料理のお店だったらしく(笑)、メニューはアジア色の濃い西洋料理といった感じ。文化の坩堝(るつぼ)という言葉がありますが、国際都市香港らしい料理でした。ちなみに、メイン料理はチキン(←私はチキンは死んでも食べませんが・・・笑)と、ビーフのカレー。カレーと言っても、インドのナンと一緒に食べる本格的なものでした。

 ただ、このお店で驚いたことが2つ。1つはドリンクの代金の支払いのときです。前日、ホテル近くのセブンイレブンでお釣りとしてもらったHK$20札で支払おうとすると、ボロボロだから使えない!といわれてしまったんです。確かにボロボロだけどださ(;一_一)。この時気付いたのですが、香港のお金は綺麗なものと、そうではないもののギャップが非常に激しいんです。まあ、このときは仕方なく$100札で支払うことに。海外では、おつりが沢山になるような支払い方したく無いんです。だって、トラブルの元ですしね。

もう1つ驚いたのが、この写真。
これ、便器です(^_^;)

 食事の後は、香港観光最後となるオープントップバスによる市内走行です。観光ではなく、走行ね(笑)。簡単に言うと、2階建てバスで有名なネオンの下を通るというもの。ただし、2階がフルオープンなんです。なので、オープントップバスね。HK$200の価値があると思うかは、オープンカーの乗車経験の有無だと思います。動き出した途端、「風が気持ち良いね!」とか、「頭の上にネオンが見える!」という歓声が次から次に沸き起こりました。でも、自慢するわけではないけど、日頃からオープンカーに乗っている自分にとっては、「ふ〜ん・・・」と言った感じです。ススキノのネオンの下を自分の運転で走り抜けた時のほうが感動が大きかったし(^_^;)。それよりも、着座位置が地上からかなり高くすぐにバスに酔ってしまい、また座席も木製のためお尻が痛くなり、「早く終了してよ〜!!」というのが正直な感想です。

 バスは、女人街と呼ばれる地区で一旦停止し、そこで30分ほどの自由時間になります。なお、女人街と呼ばれる所以は女性物の下着や小物を売っている露天が多いからです。少しだけ歩いてみたけど、下着以上に、偽物の時計やバッグが横行しています。さすがアジア!私は、時計のコレクションが趣味だったりするのですが、いくつか手にとって見てみたところ、安価なHK$40ほどの時計は、ブランドマークだけコピーしたいかにも安物と言う感じ。なぜかカルバンクライン(Ck)が多かったです。偽物の王様?ロ○ックスで、それなりにコピーしたものでHK$300と言われました。もちろん買いませんが、値引き交渉するとさらに安くなるのでしょうね・・・でも、コピー製品は国内への持ち込み禁止です!当たり前だけど。なお、このあたりはスリが横行しているらしいです。実際狭い路地には露天も人も多く、ボ〜ッとしていると、すぐにやられてしまいますね(^_^;)

走っているバスから撮るのは実は至難の業。
揺れや振動が大きく、写真もブレブレに(^_^;)
写真が趣味の私でも、これ1枚がまともな写真です。

 帰りもオープントップバスでホテルに送ってもらいました。なお、催行しているのは、昼間とは違う会社でした。代理店がさらに別の代理店に依頼しているのでしょうね。

凄い色とデザインばかり(^_^;)

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