韓国ソウル・横浜中華街旅行記 2007 
2007.3.92007.3.11

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さよなら韓国!はじめまして横浜!!
帰りの便は12時丁度です。10時に宿をでると丁度良いのですが、念のため余裕を見て9時にチェックアウト。駅までは徒歩で10分もかからない位なのですが、右肩にかけたカバンが重いのなんののって!←20キロもあったしね・・・。ようやく駅に着いたら、今度はホームまで降りるのに一苦労です。ソウルの地下鉄駅は戦争時には防空壕の働きをするため、どこの駅でも地下深く降りないといけないですし、大勢の人を収容できるようにホールのように広くなっている何も無いフロアを何階か降りていかねばなりません。やっとのことでホームにたどり着いたときには、腰がいつぎっくり腰になってもおかしくないほどやばい状態でした。若くはないのだな・・・と、年齢を意識した瞬間です。

50分近く地下鉄に揺られた後に無事に空港到着。だけど地下鉄駅と空港ターミナルは結構遠いんです。チェックインカウンターまでの延々と続く通路を歯を食いしばって歩いたのですが、「そういえば、ソウル旅行の帰り道は余韻に浸るのではなく、いつもこうして歯を食いしばっているよな〜」と思わず苦笑い。まあ、これも旅の想い出の一つです←タクシーに乗れない貧乏人の精一杯の強がりですが(笑)

さすがにもう一歩も歩く元気がないので、早々にチェックイン&出国完了。DFSが一軒、簡単な食事の店が一軒しかない制限エリア内ではすることもなく、ただただぼけ〜っと過ごすこと1時間。ようやく搭乗の時間になりました。帰りの機材もFCY3クラス仕様のB777ー200。この便もエコノミーは満席でしたが、往路同様韓国人乗客の方が圧倒的に多かったです。

私の隣りに座っていたのは80歳を越えていると思われる韓国人のおばあさんだったのですが、飛行機がスポットを離れ動き出した途端に手を合わせ念仏を唱え始めました。飛行機には慣れていない様子で、シートベルトの使い方、機内食が無料であること、飲み物は好きな物を選択できることがわからないようで、客室乗務員も困っている様子。その度に私が身振り手振りで説明してあげたせいか、そのおばあちゃん、必要以上に私に感謝してくれ、自分のカバンからお菓子を取り出して私にくれようとしたり、なぜかティッシュペーパーをくれようとしたり、私もどう対処して良いかわからなくなってしまいました。全て遠慮したけど、その時のおばあちゃんの怪訝そうな顔が今もはっきりと思い出され、なんだか悪いことをしたようにさえ思ってしまいます。

巻き寿司が美味しかった〜。

帰りはわずか2時間ほどで羽田到着です。機内シートテレビ放送に不具合があった様子で、ほとんどのチャンネルが見れなかったけど、この飛行時間なら問題なし。これが欧米便なら悲劇だけどね。

朝鮮半島から離れる時に写しました。
わかります?


次に半島に来るのはいつの日か・・・。

強烈な偏西風の影響で(←結構揺れました)定刻よりやや早く羽田に降り立ったのは13:50。速攻でメールしました。この後横浜へ小旅行に行く待ち合わせのために。

でも、入国、税関、国内線ターミナルへの移動は順調だったのだけど、その後の国内線のチェックインで非常に時間がかかってしまいました。すっかり忘れていたけど、出発前日になってから帰りの国内線を変更してもらっていたのでした。しかも、変更後の状態がANAのホームページ上に反映されていなかったため、出発の日にも空港で確認していたのでした。その時も「まだ変更が完了していない」と言われ不安になっていたのですが・・・。

結局、国内線カウンターの前で延々と待つこと20分強。GHのお姉さんたちがあちこちに電話したり、偉い人に相談しているのがわかるのだけど、説明もほとんどないまま待たされま、イライラと不安がつのるばかり。その間、待ち合わせ場所へ着くのが何時になるかなるかわからないため、無理を言ってEちゃんには羽田空港で来てもらいました。忙しい思いをさせて本当にごめんなさいね<m(__)m>

モノレール駅で落ち合った時には、当初の待ち合わせ予定の50分過ぎ。なので速攻で横浜行きのバスに乗車しました。京急で向かった方が多少安く、時間も早いけど、もう動く気力がありません。やはり空港アクセスはバスが楽・・・道路が渋滞したら悲劇だけど(^_^;)

バス乗車中はかなりの雨でしたが、
横浜に着く頃には傘が必要ないくらいでした。

横浜駅で根岸線に乗り換え、石川町駅に着いたときには雨もほぼ止んで傘が必要なくなっていました。不幸中の幸いって感じです。日曜の午後で混雑する中華街を歩いて今回向かったお店は酔樓本館( すいろう ほんかん)。事前に読んだガイドブックで紹介されていたお店です。たくさんあるお店の中でここを選んだ理由は、写真に掲載されていた杏仁豆腐がとっても美味そうに見えたからなのでした(^_^;)

・前菜
・コーンスープ
・メインメニューの中から2品選択
・炒飯
・杏仁豆腐

これでお一人様1,580円!

感想。リーズナブルなコースメニューを選んだにも関わらずとっても美味しかったです♪。エビチリのエビがとってもぷりぷりしていました☆

横浜そごう10階の「林屋茶園」というお店にて

その後、横浜駅に戻り、そごうのレストラン街のカフェでお茶をしたのだけど、時刻は既に19時過ぎ。帰りの便が20:30なので、気がつけば時間ぎりぎり。バスに乗ったのが19:30で羽田到着が20時。さすがにこの時間ともなると、空港内のほとんどのお店が片づけを始めていました。

閑散とした羽田は初体験でした。

今回の旅最後のフライトは狭いことで定評のある国内線仕様のB777-300。導入当初は横3+3+3=9列仕様だったのが、いつの間にやら3+4+3=10と一列増えた機材。当然通路も座席幅も狭く、痩せている私であってもお尻がようやく収まっているように思えてしまいます。こんな狭い機材で隣りに座っていたのが小学生の女の子2人組。姉妹のようです。が、私のすぐ横に座っていた妹の方が飛行中延々とゲホゲホと咳をしまくり。しかも、携帯型のゲーム機をもち、手で口を押さえることもしません。この女の子、乾燥した狭い機内でどれだけ多くのウイルスをまき散らしたのでしょうか。しかも、後からわかったのだけど、すぐ前の列には子供の両親が乗っています。こんなに咳をしているならせめてマスクを使わせるなど、親としての最低限の責任を果たすことができないものでしょうか?

せっかく中華街で美味しい物を食べ、気分良く終わろうとしていたこの旅も、この女の子の両親の無神経さで台無しです。偶然かもしれないけど、旅行の後にウイルス性の咽頭炎になり水を飲むのもままならない有様で仕事を休む羽目になり、余計後味の悪い旅となってしまいました。

自分も含め旅が趣味という人が増えています。これは飛行機の料金が10数年前とは比較し大幅に安くなっていることも大きな要因だと思います。けど、誰もが気軽に旅に出られるようになった昨今、飛行機内でのマナーも相当悪くなっているように思えます。

今回は、往路の国際線では離陸するギリギリまで私の前に座っていた韓国人が座席のリクライニングを最大に倒したまま。CAさんに注意されようやく直したのもつかの間、離陸の数秒後にはまたしてもリクライニングを最大にしているんです。自分だけが良ければ何をしてもいいという行動の典型ですよね。

帰りの国際線も、着陸した途端にベルトを外して立ち上がり、座席上の物入れをあけた韓国人中年夫婦など、「日本語のわからない韓国人だから」、「飛行機になれていないから」で済まされない、万が一の時に周囲に危険を及ぼしかねない人が増えているように思えます。

こういう非常識な人たちを反面教師にし、自分は最低限のマナーだけは守りたいと思います。

最後はこんな感じで後味の悪いものとなってしまった今回の韓国旅行ですが、前回の韓国旅行の時は板門店の北緯38度線まで行き、今回は刑務所資料館に行きました。平和ボケしている自分にとってはどちらも有意義が時間が過ごせる場所でした。次回韓国に行くときにも、できればこのような戦争関連の施設に寄ってみたいな、そう思います。もちろん、個人的には世界でも有数の演劇大国であると思うソウルです。次回も何かしらのミュージカル等を堪能したいな、とも考えているところです。マイルはまだまだたくさん残っています。ソウルならあと3回は無料特典航空券でいける計算になるので、時間があるときにでもふらりと訪れたいと思います。

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