韓国 (ソウル・水原)&兵庫(姫路)&東京 春
2008.3.12008.3.3

はじめに   1日目   2日目   3日目 


はじめに
22回目の海外。そして既に5度目となる韓国訪問。しかも韓国は毎回マイル特典でのただ旅行。この時期に韓国に行くのは去年に続いて。なぜか?韓国では新学期が始まるのが3月で、この時期に大きな書店に行くと教科書などの教材を入手できるからなんです。昨年、小学校用の教科書そのものは購入したのですが、リスニング活動中心の教材のため、教科書だけをもっていてもどのような語彙や表現が使われているのかさっぱりわからない・・・と、いうことに帰国後に気がつきました(^_^;)。それで、CDやカセット等を購入するのが目的の旅なんです。なのでソウルで1泊。まさにとんぼ返り。

この時期に訪韓するもう1つの理由。実は、ANAのマイル特典の制度が4月より大幅に変更になるんです。これまでは希望する航空券が、どこのエリアか、そう、中国、東南アジア、ヨーロッパ等のような地域毎に必要マイル数が決まっていたいたのですが、4月からは実際に航空機が飛ぶ距離に応じた必要マイル数になるんです。しかも、これまではマイル特典で国際線航空券を手にした場合、乗り継ぎに必要な国内線区間は4区間までサービスになったのですが、4月からは国内線も実マイル数分が加算されてしまいます。首都圏に住む方はいいけど、北海道などの地方から成田、関空などを経由をする場合は国内線分が丸々「損」になってしまいます。

もっとも、これまでの私もそうですが、国内線4区間分というのは、本来離島から地方空港、地方空港から成田・・・・という乗り継ぎを意識してのものだと思いますが、それを利用し、羽田からの帰りに函館を経由してYS11に搭乗するとか、中部国際空港が開港される前に名古屋空港にいっておこう、そんな理由だけで千歳―名古屋―成田―ソウルと乗り継いでみたりと、「24時間以内の乗り継ぎ時間は途中降機にならない」という制度を有効に利用させてもらいました←お金を払って飛行機に乗る場合も、この制度を利用し、カンボジアに行く際にバンコクで1泊だけ滞在したこともあります。

その「おいしい」制度がなくなってしまうと、「寄り道」ができなくなってしまうばかりか、多くのエリアに旅行する場合、千歳―羽田などの国内線必要マイル数分が足かせとなり、これまでよりも多くのマイルが必要になってしまいます←改善か?それとも改悪か?と聞かれた場合、地方在住の人には改悪と感じることが多いように思えます。

プランニング
JALと比較し、ANAの特典国際航空券は確保しづらいと言われることが多いのですが、韓国便に関してはほぼ連日、成田、羽田、中部、関空全ての空港発着便が空席待ち状態です。エコ割などの料金で購入する場合の空席情報を見る限り結構空きがある便でさえも、ANAの特典デスクに尋ねたところ、「ただいま18人の方が空席待ち中です」という答えが返ってきます。今回も1ヶ月以上も前に予約しても、それでもキャンセル待ちから「座席確保!」になったのが出発の10日前。往復とも、空席待ちが「2人」という一番少ない日程で“列に並んだ”のですがね。

日曜に出国、月曜帰国。週末を利用しての旅行者が多いためか、結果的に予定より1日ずれた日程での訪韓となってしまいました←週末ならどの週でもよかったのですが、この日取りが一番先に予約が取れました。ソウルでの滞在時間を確保するため羽田発のソウル便は朝の8時台の便にしたので、当然前泊が必要になってしまいます。本当は土曜の夕方に羽田につけば良いのですが、前述のとおり、3月までは国内線が4区間おまけでついてきます。と、いうわけで今回は千歳―神戸―陸路―伊丹―羽田と移動することにしました。神戸に行く理由。それは姫路城を一目見るため。開港から2年が経過した神戸空港自体も利用してみたかったのもあります。

始発便で神戸に向かった場合、神戸空港到着が10時。そこからポートライナー、JRと乗り継ぎ姫路駅に到着するのが12時頃の予定。あくまでも予定。冬の飛行機なんてまったくもって当てにならないですからね。で、伊丹からの出発便は余裕を持って17時発を予約。

そこまで決まれば、後はJRやバスなどの時間を調べ、確実に半日で伊丹までたどり着くようにプランニングするだけ。特に姫路からの帰り。姫路駅前から伊丹までは直行バスが出ているけど、出発が14時。伊丹着も15:20分。一番便利だけどちょっと早すぎます。もう1本遅いバスなら飛行機に間に合いません・・・そんなわけで、色々と調べました。バス、地下鉄、新幹線。JR、私鉄、モノレール・・・ありとあらゆる乗換えパターンを調べました。JRで途中までいき、そこからバスで空港というのが一番効率が良いようだけど、そのバスだって多くの駅から発着しています。なので、当日の実際の時間にあわせられるよう、いくつかの乗り換えパターンを確認しておき、後は当日しだいということにしました。これを書いている出発前の第一候補は、JRで尼崎まで行き、そこからJRの福知山線に乗り換え伊丹駅まで。そこから市バスに乗り伊丹空港まで・・・が、第一候補です。まあ、これが一番料金的にも安上がりで←と、いっても数百円ですが、かつ、時間的にも効率が良いようです←と、いっても姫路滞在時間が30分ほど延びるだけですが・・・笑福知山線といえば、あの大惨事がおきた路線。伊丹駅は、あの列車が最後に停車した駅。伊丹駅を出発後に起きたのがあの悲惨な事故でした。そんなことがあった路線です。帰らぬ人になった方々にそっと冥福をお祈りしたい、そう思って選んだ乗り換えパターンなのでした。

韓国での予定。これまで4回の旅行で宿泊先のランクが、面白いように下がっています。料金的には毎回半額になっています(笑)。この法則にあわせたわけではないけど、翌朝、少しでもゆっくりしたいということで、地下鉄沿線で、かつ、金浦空港寄りのモーテル・・・という条件で選んだのが「安らぎゲストハウス」(ソウル市陽川区新亭1洞 1018- 金剛ビル5階)。楽天トラベルからオンライン上で申し込みました。韓国では毎回まさに「寝るだけ」なんで、相部屋でない限りどこでもよかったんです←相部屋は昨年のバンコクで懲りました。気を使う必要があり、ただただ疲れました。

実は、飛行機のキャンセル待ち中に「南大門放火事件」がおきました。ソウル一古い木造建築物が放火にあい、しかも全焼してしまったあの惨事。当初は書店巡りだけが予定でしたが、久しく訪れていなかったソウルの街並みも時間の許す限り見てみることにしました。もっとも、これは当日、飛行機が到着した時間帯や天候によっては大きく変わる部分です。5回目ともなるとそれなりに勝手のわかる街なので、とりあえず地図を片手に、後はその時の流れ次第で旅をすることにしました


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