シンガポール旅行記2003秋

2003.10.1〜200310.4

はじめに 1日目 2日目 3日目 4日目


 直前に身内の不幸があったこともあり、何も準備をしていなかったのですが、出発日となったため旅行が始まってしまいました。これまでは札幌から千歳に向かうため、「さあ運転していくか!」と少々の気合いを入れないとならない距離でしたが、今住んでいるのは空港まで30分少々の田舎町。とても便利です。4月ぶりに訪れた新千歳空港は特に変わったこともなく、また、ちょうど1年ぶりになるCRJ機も「やはり狭いよな〜」という印象だけ。まあ50人乗りの小型機ですからね。離陸後に、一昨日火事を起こした、苫小牧にある出光のタンクが見えるかな?と思っていたのですが、ウトナイ湖を過ぎる頃には雲がだんだん厚くなってしまいました。その後も残念なことに茨木県付近までずっと雲の上。あ、そうそう。CAさんは一年前に同じ区間に搭乗したときと同じ方でした・・・って、どうでもいいかな!?笑。

 で、あっと言う間に1月ぶりの成田まで早送り(笑)。軽い食事でも食べようかなとも思っていたけど、たいして食欲もなく、すぐに出国審査を済ませてしまいました。B71ゲートに付いた時はまだ15:00。今日の搭乗機すら付いていませんでした(笑)。30分ほどして本日の搭乗機B777型機、JA705が到着したのですが、予定より遅れての到着のようで、シンガポール行きの出発も10分遅れることに。その後始めてみる光景に遭遇したのです。同じ便を待っていたアジア系の集団。10人程かな?ふと気づくと6人もの入国審査官達が彼らを囲んでいます。で、かなり激しいやりとりを繰り広げていました。数十分の後に彼ら全員がどこかに連れて行かれたのですが、あれは一体何だったのでしょうか!?あまり深入りしないことにします。

 かなりのご無沙汰で搭乗したB777機。エコノミーの搭乗率は8割ほどだったかな?最後列の通路側席という、希望したわけではないのですが、自分的には結構好きな位置だったのですが、隣の席の乗客がよろしくなかったんです・・・汗。30代の男性だったのだけど、服装は全て有名ブランド品。持っていたカバン(←バッグではなくカバンね)はヴィトン。指輪などのアクセサリー多数。なのにエコノミー席(笑)。ちなみに、ユ○クロを着てエコノミーの私(爆)。まあ身なりはどうでもよかったのですが、行動がとにかく怪しいんですよ、ホント。シンガポールまでの7時間、ほとんど笑いっぱなし。それもシートテレビに映ったスカイマップを見ただけで。そんなにシンガポールまでの距離って面白いでしょうか!?謎。で、次に??と思ったのが、一生懸命サービスをしていたCAさんの写真に撮ったり、ビデオで撮影したりしているんですよ。もちろんクスクス笑いながら。で、決定的に怪しい行動がネックレスに関して。もしかすると本物の黒真珠かもしれないネックレスだったのですが、なぜか首から外したときに切れてしまったんです。で、一生懸命に落ちた玉を探しているのですが、恨めしそうに私を見てきます。取ってないよ!と思ったし、それにそれまでの行動から考え、あまり関わりたくないので一切手伝いませんでした。

 で、ますます質素になっていた機内食は、最後列のため残りがなく選択が出来ませんでした。チキンと魚の選択だったのですが、大嫌いなチキンではなく魚が残っていたのでホッと一安心でした。CAさんはすまなそうに「あいにく魚しかないのですが食べてはもらえないでしょうか?」と言ってくださったんです。「全然かまいません♪」と言ったら嬉しそうに笑顔で答えてくださいました。
 そうこうしているうちに7回目のシンガポールに到着。長時間の搭乗に慣れてきたせいか、時間が苦にならなくなってきました。SARSの影響があるかな?と思っていたものの、パッと見は別に変わったことがありません。で、ミニバンとはいえ、お迎えのおベンツ様に揺られ、30分ほどで初めて利用するニューオータニホテルに到着しました。その時、時計を見ると23:15でした。まだMRTの動いている時間です。荷物をおいて即効で外に出たのですが、初めての地区でもあり、また、夜と言うこともあり、なかなか駅にたどり着きません。15分ほど歩いたのですが、駅も探せず、急いでいたため長袖を着たままで汗が出まくり(笑)。で、さすがに疲れたのでタクシーを拾いホテルに戻ったのでした(;一_一)


ホテルの印象をここでまとめて

 さすが日系。今回はデラックスルームだったらしいのですが、日本人が安心して快適に過ごせます。スリッパや浴衣、そしてドライヤーなど、日本の常識、海外の非常識もバッチリ。朝バイキングも日本の朝の定番が一通りそろっていました。部屋もとても綺麗で、掃除もとても丁寧になされていました。で、よろしくなかったことをいくつか。その全てが浴室関係なんです。とても綺麗なのは認めます。シャワー室もバスタブと別に設けられています。しかし、トイレの流れがあまりよくない・・・いや、水量が足りなく韓国のホテルのようだったんです。また、バスタブについているシャワーが取り外すことが出来ず、洗髪するときにはシャワー室まで移動しなければなりませんでした。結構間抜けな姿です。しかも、シャワー室のシャワーの勢いはギリギリ許せる程度というもの。熱めがお好きな方にはお湯の量が少ないかもしれません。

後ろの建物がホテル。手前がクラークキー。

 交通の便は、今年開通したばかりの新しいMRT駅まで500メートルほど。上の写真がホテルからMRT駅まで歩いたときに撮ったものです。結構離れていると思いません?実際、赤道直下の炎天下の中を歩くには結構辛い距離です。とは言え、夕方から活気を増すクラーク・キーエリアに位置し、またホテルの下は日系の大丸デパートです。1階にはセブンイレブンも入っているため、ちょっとした買い物から、食品・日用雑貨(←買う人は少ないでしょうけど)まで外に出ずにして購入することが可能です。



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