シンガポール旅行記2003秋

2003.10.1〜200310.4

はじめに 1日目 2日目 3日目 4日目


 帰国便の座席はいつものように通路側を指定。B777のYクラスは3人掛けシートが3列。なのでいつも夫婦かカップルと一緒になるんです。今回は30代半ばと思しき夫婦でした。往路の怪しい兄ちゃんと違い、ホッと一安心した私。しか〜し、この夫婦もかなり面白い方達でした。

その1。奥さんの方が何度かCAさんを呼んでいたのですが、なぜかいつも挙手。それも元気よく「はい!」と。

その2。深夜トイレに行くとき。まあこれは盗難防止のためかもしれませんが、必ず夫婦時間差でトイレに。そのたびに私も立つことになるので一緒に行って欲しいな〜と思いますが、まあ仕方ない。でも、なぜ奥さんがトイレに行った直後に必ず旦那さんもトイレに!?それだけ仲が良い証拠なのかな??

その3。旦那さんの寝方。座席前のテーブルがありますよね?あのテーブルに手もつかず。あごだけのせて寝ているんです。器用な方だな〜と妙に関心。

その4。いや、これが傑作でした。朝食時に、「お飲物は何にいたしますか?」とCAさんに聞かれ、「オレンジジュース」と答えた私。「コーヒー」と答えた旦那さん。で、「牛乳を少々!」と答えた奥さん。「朝から牛乳とはなんとも健康的ですね・・・って、機内に牛乳なんてあるわけないじゃん!!!」。で、CAさんの反応も面白かったんです。一瞬の戸惑いの後、「こちらの方牛乳を少々です」と言って、他のCAさんにバトンタッチ(笑)。何が出てくるかな?と何気に期待していたのですが、ミルクと砂糖のセット数個。まあ確かに牛乳少々ではありますが(爆)。

 どちらに降りるかな?と思っていた滑走路は、短い方の暫定滑走路でした。こうして無事到着した成田。入国審査が長蛇の列で一気に疲れが出てしまいましたが、珍しく税関でノーチェック。パスポートを新しくしたのが良かったのかな??その後は国内線のチェックインを早々と済ませ、いつものように握り飯とお茶を買い展望デッキへ。握り飯を片手に秋の風を全身で受け止める。日本に帰ってきたんだぁと実感できる瞬間です。

 帰りの千歳便も特に変わったことがありません。あ、そうだ。着陸直前に、数日前に火災を起こした某社の巨大石油タンク群を真上から見たのが特記事項かな。

エビセン見るだけでも楽しいでしょ?

 こうしてあっと言う間に過ぎ去った4日間。今回の一番の収穫はやはり日帰りで訪れたインドネシア、バタム島。言葉でうまく表現できませんが、私のこれからの人生に大きな影響を与える貴重な体験となるでしょう。また7回目のシンガポール。例えばMRTの新路線の開通や、新しいチケットなどに、さらなる変化、いや進化を感じました。

 シンガポールからの出入国は、航空機、鉄道、乗用車、そして今回の船と経験しました。日本では出来ない貴重な体験です。他に残っているのがバスと徒歩。これはマレーシアへ向けて旅立てば簡単に経験できます。と、言うことは次回はマラッカ日帰り旅行なんかを計画したらいいのかな?と、シンガポールのみならず近隣まで行動半径を広げたいHIROなのでした。
 
 なお、往路の成田空港で書き始めた今回の旅行記。書き終わったのは16日。なぜか入院先の病院のベッドで(汗)。絶食&点滴状態にも関わらず、いつ行けるかもわからない次回の海外旅行のことをあれこれ考えているのでした(笑)・・・。きっと単に旅好きという以上に、新たな発見、旅先での人との触れあいが大好きなんでしょうね、きっと♪


     おしまい(^_-)-☆


 TOPページに戻る