バンコク・アンコールワット旅行記 2005年
2005.10.82005.10.12


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はじめに

 秋といえばシンガポール!というのが、まるでノルマのようになっていたここ数年来の私。もちろん、毎年、最新の統計資料や文献なども購入して来るのですが、さすがに7年連続8回も同じ国に行くと新鮮味が皆無になってきます。一応、昨年はマレーシア、一昨年はインドネシアと、書店めぐりの他に、自分でオプショナルツアーを考えて、限られてた時間を有効に活用して旅してきたのですが、次にシンガポールから次に近い街や国となると、長距離バスに乗って現地で1泊してくるお手軽海外旅行?。あるいは、飛行機に乗って海外にたつ本格的海外旅行になってしまいます。一応、今回考えたシンガポール発の現地発着ツアーは、「バンコク市内散策と寺院めぐり」。「カンボジアが誇る世界遺産、アンコールワット訪問」。「カトマンズ、ヒマラヤを登らずに、ただ見てくるだけツアー」などなど。なお、シンガポールをフリープランで訪れた場合、1人参加追加料金を含めて7〜8万円ほど。さらに空港税や原油価格高騰に伴う燃料追加料金(サーチャージ)等でゆうに9万円以上になってしまいます。それに、近隣諸国への航空券、宿泊費などを足すと、下手をすると全部で15万円近くにもなりかねません。しかも、シンガポールを基点にすると1週間近い期間が必要ととなり、時間的にも非常に無駄が多くなってしまいます。そこで、今年はとりあえずシンガポールは「1回休み」にして、最初から前述の地域を旅することを前提に情報収集を始めました。

 まずは旅行会社のホームページや種々のパンフレットを見てみたのですが、アンコールワットツアーは結構料金が高く、バンコク経由のツアーの場合基本でも5日間で15万円から。それにさらに1日、バンコクでの観光を追加した6日間のツアーでは数千円高くなってしまいます。ただ、この料金はあくまで基本料金です。これに一人参加、一人部屋追加料金が2万円ほど加わり、さらに空港税や燃料サーチャージを含めるとどんなに安く見積もっても18万円以上がかかってしまいます。出発日が連休に重なると20万円も当たり前(*_*)・・・これでは完全に予算オーバー。自己破産してします。車を1台売らないといけません(^_^;)。それに、ツアーとなると5〜6日間もずっと知らない人と一緒に行動しないといけないし、日に何度もお土産屋さんや宝石店に強制連行されてしまいます←まあ、ツアーが個人手配より安いのは、お土産屋からのバックマージンのおかげなんだけどね。
 そう考えると、一人でツアーに参加する精神的苦痛のほうが、もしかすると、自由手配の個人旅行よりも大きいかも?と思えてきました。一度こう思うともうツアーのパンフレットはゴミ箱行き。もとより、旅行のプランニングが大好きの私です。当然のように個人旅行を選ぶことにしました。なお、パンフレットを集めてから、個人旅行を決意するまで僅か数日でした(^_^;)←ちなみに、このページを作成しているのはまだ9月中旬。はい、出発前の本当のプランニングの時期です。このほうが臨場感があっていいでしょ?(笑)

旅のプランニング
 まあ、ここまでの経緯は前述の通りです。これに、3つほど自分なりの約束を決めてプランニングを開始しました。

1.ツアー参加よりも総費用で絶対安く収める!目標は旅行中の食費なども含めて15万円以下!!
2.できれば連休を含め、5日間で北海道まで戻る日程にする。連休中なので料金的に厳しいかな??
3.極力ANAのマイルが貯まる方向で!(笑)。うまくすると、今回の旅行だけで、また韓国か国内を旅行できるくらいのマイルが貯まるはずだし。

 まあ、まずは航空券。バンコクまでアメリカ系航空会社の格安航空券を購入して、そこからバンコク−カンボジア、シェムリアップ往復のチケットを追加するのが一番安上がりだと思われます。ですが、アメリカの航空会社はいつ経営破綻するか分からない状況です・・・と、思ってたらプランニング中にノースとデルタが連邦破産法11条の適用を申請してしまいました。もちろん、通常通りの運行が続けられるはずだけど、米系の会社って、バンコクからの帰国便がなぜか早朝出発のことが多いんです。これでは無駄に1泊多くなってしまうし、北海道に着くと夜になってしまいます。翌日から勤務!というのは、この歳ではちょっときついものがあります・・・結構切実(^_^;)

 

 まあ、そんな諸々の事情を考慮して、結局、無難にANAの正規割引運賃エコ割21を利用することのしました。しかも、いつも利用するJCBトラベルで予約すると、OKI DOKIポイントが通常の5倍付与されます。ポイントは当然ANAのマイルに交換する予定です♪ちなにみ、カンボジアエコ割21の札幌−シェムリアップの料金は85,000円なり。これに税金やサーチャージなどを加えると・・・なんと一気に101,420円也。ただ、途中24時間以上バンコクでストップオーバー(途中降機)した場合は追加でさらに7,000円かかるところですが、都合いいことにバンコクで1泊し、ストップオーバーにならないぎりぎりの23時間と35分!!滞在してからカンボジアに行くことが可能ということがわかりました←バンコクから先の区間は、バンコク航空の便になることがわかり、それでバンコク航空の時刻表をネットでゲット!していたのでした

 JCBトラベルでは、「そのような乗り換えは不可能では?」と言われたけど、ANAのHPを隅々まで読んで自分の都合のいいように解釈したら可能そうだったので、調べてもらったらOKでした(#^.^#)

 エアチケットを押さえたらもう気楽です。バンコクのホテル、カンボジアのゲストハウスを、それぞれ別の旅行会社でネット経由で手配し、カンボジアについてからのアンコールワット日帰りツアーも同様に申し込みました。あ、そうそう。カンボジアはVISAがないと入国できません。シェムリアップの空港でもUS$20で取得できるとのことでしたが、カンボジア大使館に直接申請した場合、郵送料込みで4500円でいいことが分かり、多少高くなるけど、確実にVISAをゲットするために日本での取得を済ませておきました。

 シェムリアップはホテルよりもゲストハウスが多く、安価なところでは1泊$10以下なのですが、エアコン無し、ホットシャワー無しが多いんです。それで、多少高くても、エアコン、ホットシャワーはもちろん、空港の送迎、夕方の出発まで部屋を利用できるレイトチェックアウト、そして2食の食事までついて破格の$12というところを発見し、即予約しました。

                名称など    金額
航空券 エコ割21 101,420円
ホテル(バンコク) Royal Hotel 2,500円
ゲストハウス(シェムリアップ) Relax & Resort Angkor
(なんと朝夕2食、空港までの送迎付きで!)
$24(2日分)
VISA申請代金 往信の現金書留代込 5,060円
現地発着アンコールワット1日観光 昼食込 $30
アンコールワット入場料 1日券:$20  3日券:$40  1週間券:$60 $20〜40

 上の表に、タイでの滞在先とバンコク国際空港間の移動が多くて2,000円くらい、バンコク国際空港の空港使用料5OOB1800円くらい)シェムリアップ空港の出国税$25で・・・125,000円位でしょうか。小食の私が数回食べる食費やバンコクでの寺院の入場料なども物価の差を考えると微々たる物。

 さあ、これに後どれだけのお金が追加で必要となり、また、いつもハプニングが続出する私の旅行です。今回の旅行中にどのようなハプニングが起こるでしょうか?(笑)

 では、行ってき〜ます♪


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