シンガポール・タイ放浪記 2006
2006.5.13〜2006.5.20

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4日目〜前日の調査の続きです。

 最初に目が覚めた時、3:30。もう一度寝ました。次に目が覚めたのが4:30。また寝ました。で、7:30に目が覚めたときにやっとベッドを這い出てトイレに。さすがに足腰が筋肉痛。そして鎖骨が痛い!前日、1日中重たい本等が入ったカバンを肩にかけて歩いたせいです。疲れもあり、その後だらだらして9:30に食事のためロビーに行ったら、ドリンクを含めほとんどの品が品切れ。ただでも品数が少ないのに。まあ、パンだけは食べることができたけど。それにしても他の宿泊客の食欲のよさには驚きです。食パンは最低でも4枚食べているし、6枚も食べている人もいます。それにジャムやバターを塗る量が半端じゃないんです。これも文化の差なのでしょうかね。そういえば、相変わらず他の宿泊客がじろじろと私を見ています。なんだか外国人になった気分です(笑)。

長時間、バスのお尻を追いかけた不審者です(^_^;)

 この日はお腹の調子が思わしくなく、薬を飲んで少しは落ち着いた11:00頃にホテルを出ました。向かう先は郊外の住宅地。昨日の調査の続きのために。ついでに別の調査(バスの車体に書かれた広告の言語の調査・・・これも前述の学者が25年前に実査したものです)もしたのですが、終了したのが1:30。そんなにお腹が空いているわけでもないけど、食べないとパワーが出ないと思い、近くのフードコートに入りました。すると、そこには日本食のお店もテナントとして入っていました。デパートに入った日本食の専門店は高級店のことが多いけど、そこで見かけたお店はとってもリーズナブルだったので、別に寿司が食べたいわけではないけどそこのお店にしてみました。ちゃんとネタの並んだカウンターもあったし、従業員の服装もそれっぽい感じのお店でした。ランチタイムだったので、いくつかの料理から好きな物の組み合わせを選ぶことのできるセットメニューにしてみました。もちろん、お好みで寿司を握ってもらうことも可能です。

カウンター席に座りました。
ネタもちゃんと並んでました。

前菜が御寿司。わさびは入ってないので
自分で醤油にといてから食べます。

一緒に写っているお茶が曲者(^_^;)

メインはカキの玉子とじ定食。
味噌汁は具無しで、本当の「汁」でした(^_^;)

感想は、寿司飯に酢がきいていないし、しゃりがとっても小さいんです。なのにネタの厚さは1センチほど。寿司と言うより刺身のようです。加えて、カキの卵綴じはカキの表面がぬるいだけで中は完全に生。食べてから、「やばい!あたったらどうしよう」と思ってしまいました。ここは南国だし、それに朝からお腹の調子が良くなかったんだ・・・と、いうことは寿司なんて食べるべきではなかったんです。でも、既に後の祭り。あ、そうそう。飲み物も好きな物を選ぶことができたので、「寿司と言えばやはり緑茶でしょ!」と、昨日の砂糖入りのお茶の口直しにお茶を頼んでみたら、やっぱり甘いんです。酢のきいていない寿司と砂糖入りの緑茶のセット。やはりここは日本ではないのですね。どんなものか試しに食べてみたかったシンガポールでのお寿司。感想をまとめると、もう二度と食べません(^_^;)。
 食事が終わったのが丁度14:00。午後の一番暑い時間です。既に全ての予定が終了したため、一端ホテルに戻ります。調査のデータもシグマリオンを使ってエクセルに入力したいですしね。

※相変わらず続くホテルでの事件
 この時、本当は好きな音楽のMP3ファイルなんかを再生しながらデータの整理をしようと思ったのだけど、ホテル内の五月蠅いこと五月蠅いこと。多数宿泊しているインド系の複数の家族が知り合いとみえ、朝から晩までそれぞれの部屋の扉をあけたまま、まるで自分の家のように大声で騒いでいます。しかも、隣りの部屋の
男性のいびきのすごい事っていったらギネスブック物です。しかもです。
天井の噴出し口がスピーカーのようでした。
右奥のドアまで振動するくらいですからね。

彼のいびきが天井のエアコンのダクトで共鳴するらしく、私の部屋の天井のエアコン噴出し口から、増幅された彼のいびきが聞こえるんです。管楽器と同じ原理です。音だけではなく、増幅された彼のいびきの振動で、私の部屋のドアまでびりびり振動しています。あのでんじろう先生の理科の実験ではないのだから・・・号泣。

データの整理やスーツケースの整理が終わったら、今回のシンガポールでの最後のお出かけです。とはいえ、行きたいところも特になく、食べたい物もこれといってありません。それ以前にお腹が全然空いていないんです。世界一大好きな場所に来ているのに行きたいところが無いなんて、贅沢も良いところ。だけど、9回もこの小国を歩き回ればめぼしいところはほぼ全て制覇しちゃってますからね。

 そんなわけで、とりあえずMRTに乗りました。車内の路線図を眺めて、それから降りる場所を考えようと。結局行った場所は↓。観光客と変わらないのですが、これまで一度も
シンガポールの夜景を見たことが無いことに車内で気がつきました。シティーホール駅で降り、人気もなく明かりも少ないためちょっぴり怖かったエリザベスウォークを抜けると、そこはマーライオンパーク。噂通りカップルの多いこと。また、夜景なのにストロボつけて写真を写している馬鹿な観光客もたくさんいました。勿論私は、手ぶれがしないようしっかりとカメラを固定して、スローシャッターに切り替えて撮影しましたよ☆。かつて天体の写真を写した時のコツがまだ身体がしみ込んでいるのか、我ながら上出来かと(笑)←自意識過剰。もし、もっと大きなサイズで見たい方がいましたらメールに添付してお送りします。 

普通に自動露出で撮ったらこんな感じ。

スローシャッターならこんなに綺麗。
だけど3秒間も微動だにできません。
手持ちなら絶対にぶれます

雲がかかっていたのが残念です。

マーライオン君もばっちり!

 写真を撮った後もしばらくその場所から動けませんでした。景色に感動したってわけではなく、気温といい、湿度といい、海からの風といい、なんとも心地良いんです。以前昼間に来たときも気持ちよかったけど、夜ならなおいっそうです。
 帰りは、前日、長時間看板の文字を調べて歩き回ったラッフルズプレイスに移動し、MRTを乗り継いでホテルに戻りました。食欲が出るどころか、疲労のためかえって食べたくなくなっちゃいましたので
食事はパス。ホテルに戻った後は、2004年ぶりのシンガポールの余韻に浸りながら、ドーナツをかじりつつここまでの旅行記を完成さました。明日はお昼の便でタイに移動です。寝坊するわけにはいきません。シャワーで水を頭からかぶったら早めに寝ることにします。

食事抜きでもオヤツは抜けません(^_^;)
この旅2回目の100プラス。これも大好き☆


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