５日目〜バンコクに移動・・・いきなりボッタクリにあいました。しかも空港職員が犯人です・・・(>_<)。
隣りの部屋のマックス（←周りからそう呼ばれていた）のいびきが五月蠅くて全然眠れませんでした。でも、少しでも身体を休めないといけないので、ベッドの中でごろごろし、その後７：３０起床、８：３０に食事、９：３０にチェックアウト。本来は１０時にチェックアウト、タクシーで移動したら１０時半頃に空港に着き１２：３０の便に乗るには丁度良いと思っていたけど、「もしかしたらチェックアウトでまた何かトラブルが発生するかも」、そん不安が頭をよぎり早めにフロントに。杞憂で終わったけど。しかもあの陽気なおばちゃんだったので気分良くホテルを後にしました。
ホテルからセラングンロードまでごろごろスーツケースを引いていったら、タクシースタンドに２台も停まっておりすぐに乗ることができました。空港に着いたのも１０時前。まあ運転手のとばすこととばすこと←自分も他人のこといえるような運転してませんが(^_^;)。９０キロ制限の高速道路を車線変更を繰り返しながらずっと１２０キロでぶっ飛ばし、空港近くで高速を降りた後は５０キロ制限なのだけど、そこでも１２０キロ。ホテルを出る前に酔い止めの薬を飲んでいて正解でした。
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閑散としているチャンギ空港出発ロビー
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午前中のチャンギ空港は初めてですが、実に閑散としています。チェックインもあっけなく終了し、１０：００にはパスポートに出国のスタンプが押されました。「さようなら、シンガポール！」。
定刻まで２時間半もあります。だけど何度も利用している空港なので見て回るような場所は皆無です。意外だけど、新千歳の次に利用回数が多いのがチャンギって事になります←関空での国内線、国際線の乗り継ぎのための搭乗を別々にカウントしたら関空ってことになるけど。これも意外でしょ？
お金もないし、用もないから制限エリア内のＤＦＳを行ったところで冷やかしでしかないけど、時間だけはあるからプラプラ歩いてみました。すると、高級車マサラティのオープンモデルが展示してあるのを発見。車好きの悲しい性で、永遠に縁の無い車だけど近くまで行って見いってしまいました。自分の車も２シーターのオープンだけど、あまりの質感の違いにため息が出るのみ・・・と、ため息をついていたら、同じように車好きと見えるインド系のビジネスマンが英語で話しかけてきました。「すげぇ〜車だよな。俺のと交換して欲しいくらいだ。ほら、見て見ろよ、スピードメーターは３００キロまで目盛りがあるぜ！！」と。私も同調して彼と車談義。と、言っても数十秒の出来事だけどね（笑）。
搭乗開始時刻は１１：４５。１時間半もマサラティを見ているわけにもいかず、いつものレストエリアに移動します。乗り継ぎ客や時間を持て余している人たちの憩いの場。空港の中にいるはずなのにとっても静かで快適な場所です。カフェやＤＦＳの裏側に隠れているのでちょっぴり分かりづらいけど、案内図を見たら簡単にたどり着けると思います。で、このレストエリアでここまでに旅行記を完成させました。
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| みなさんお休み中。空港職員も結構います。 |
その後、無料のインターネットサービスでメールチェックしたり（２８８通も受信してしまい、読むことできませんでした・・・笑）、シンガポールドルの残りをタイバーツに再両替したり。日本円を基準に考えてしまうのか、疲れた頭ではシンガポールドルとタイバーツの交換レートが今一つ理解できず、結局ヤフーの為替相場を見て、最新のレートを確認しつつ、シンドルとバーツの交換比率をサイト上で計算してしまいました。簡単な比の計算すらできないほど心身ともに疲れていたみたい。なお、１２１シンガポールドルが２７００バーツに。まあ、こんなところでしょう。これじゃ多少心許ないので、タイに着いてから、追加で円からもバーツに交換したけどね。
いつもはANAなのでＤのゲートだけど、今回は初めて乗るタイ国際航空ですのでＣ１ゲートからの搭乗です。ただ、セキュリティチェックのレベルが上がっているとみえ、ほぼ全員が「ピー」と鳴ってしまってました。もちろん私も。ベルトのバックルが原因のようでした。で、今搭乗口前でこれを書いているのだけど、周りにいるのはシンガポール人、タイ人ばかり。なんだか外国に居るみたい（笑）。あ、今、搭乗の案内の放送がかかりました。シンガポール訛りの英語ですが、言っている内容はいつもANAの搭乗時に聞いている物と同じ。「今日もスターアライアンスメンバー、タイ国際航空をご利用いただきありがとうございます・・・」と。まあ、当たり前ですが。それにしても、ビジネスクラスの人と、スターアライアンス・ゴールドメンバーの人が先に乗ったら待っている人が半分になっちゃいました。なんでみんな上級会員なの？！どうせ、オイラは平会員です。ひがんでもしょうがないのだけどね。
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初めて乗るアエバスＡ３００型旅客機 |
タイまでのシップは初めて搭乗するエアバスのA３００。旧JASではメジャーだったけど、ANA派の私には縁の無い機材でした。まあ、紫色のシートがちょっとどぎつい感じがして落ち着かないくらいで、乗った感じは特に変わったこともありません。あ、そうそう。機内サービスで印象的だったことが１つ。事前に申し込みが必要な、特別食の機内食を提供してもらっている乗客が多かったこと。地理的なこともあり、宗教的な理由によるものなのでしょうね。もちろん鶏肉が天敵の私は「チキン
or シーフード？」の問いかけに、「シーフード！！！！！！」と答えるだけです←聞かれたときにシーフードと答えたけど、実際に提供される時に、「シーフードが足りないからチキンにできないか？」とお願いされたけど、I
can't eat chiｃken！！と強く言ってしまいました。結局ほとんど食べることが出来なかったけど。
シーフードです。だけど、さすがタイ国際航空、
メインのおかずの味付け、辛すぎ。食べられません。
サブのおかずは甘すぎ。おかずになりません。
日本人がほとんど乗らない区間なので、
日本人の口には合わない料理なのかも・・・。
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機内放送の中に欽ちゃんの仮装大賞が！
英語ではmasqueradeとなってましたが、
マスカレードって仮面舞踏会の意味で
ちょっと違っている気もします(^_^;) |
今１７日の２２：００。大雨の中、バンコクでの最初の夜を迎えています。とっても寒いのですがエアコンを全開でかけています。さあ、何があったのでしょう！？では、バンコク到着からこれまで半日の出来事をダイジェストでお送りします。
入国審査は相変わらず非常に混み合っていました。一人にかかる時間がとっても長いんです。私は日本人だから１分もかからなかったけど、私の前に並んでいたターバンを巻いた男性の集団は、相当時間がかかった後全員別室に連れられて行きました。
その後円をバーツに両替してから空港を出ますが、この時外気温は３８℃(~o~)。暑いのなんのって。前回、トランジットのためちょっとだけ寄った時は、初めての国と言うこともあり７００バーツもするリムジンタクシーに乗ったのですが、今回はバスか、最悪でも一般のタクシーを考えていました←実際、最悪なタクシーでした。もう少し読めばわかります。今回のホテルを決めた理由の１つが空港からのバスの停留所があるホテルだったから。で、多数いるリムジンタクシーの客引きを断りつつバスのカウンターまで移動。でも、「バンコクセンターホテルを通るバスの次の出発時刻は？」と英語で聞いても、全然英語が通じません。カバンから地図を出し「このホテルだよ」と言っても「わからない」という仕草をしています。わからないのではなく、わかろうとしていないみたいなんです。それで「確かA４という路線だ」とか「駅まで行く路線」だ、そう言ったらやっと伝わった様子。だけど、今度は彼女の話す英語がさっぱりわかりません。何度か繰り返してもらったら、「スリー○×△※・・・」と、スリーだけはわかったのだけど、まだ２時半だから３０分以上もあるようです。なので、最悪の場合に考えていたタクシー乗り場に移動です。
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雨上がりなのに気温３８度。蒸し暑かった〜。
しかも、この直後に詐欺行為にあっちゃいます。 |
結構人が並んでいたのになかなかタクシーが来ません。結局、この場所で３０分近く待ってしまいました。でも、別に待ったことがトラブルではないのです。ここの乗り場のシステムは、勝手に乗るのではなく受付で行き先を告げ、そこで行き先や運転手名が書かれた用紙をもらい、それをドライバーに渡すとメーター制の料金でホテルに向かってくれるというもの。用紙の半券がもらえるので、落とし物や料金トラブルの時はそれを元に問い合わせができるようになっているんです、本当は。だけど、受付の親父と運転手がぐるで詐欺行為のぼったくりにあってしまいました。行き先を告げ用紙に記入してもらっていると、係りのクソ親父が「料金は３５０バーツだからな」というのです。メーター制ではなく均一料金だと。この時点であり得ないのです。え？と思っていると、もう既にドライバーが私のスーツケースを車に積んでいます。しかも、証拠になるはずの用紙も係りの馬鹿親父がドライバーに直接渡してしまいました。「あ、これはやられた！」と悟ったけど、最後にダメもとで、運転手に「メーターで走ってくれ！」と言ったけどダメ。取り合ってくれません。「なぜメーターはダメなんだ？おかしいじゃないか！」と強い口調で言ったけど、身長が１８０センチ以上ある巨漢にスキンヘッドという、見るからに怖そうなドライバーが「空港からは均一なんだ！」と怒鳴るように言い放ちこちらをにらみつけてきます。身の危険を考え、この時点で諦めました。通常は１５０バーツほどのメーターの料金に、数十バーツの高速道路料金、そしてタクシーカウンターを利用した場合の手間賃、５０バーツを加えた合計２５０バーツほどになるようです。だからぼられたのは１００バーツ。まあ３００円。でも、日本での３００円は小さいけど、タイの物価を考えると結構大きな額です。でももう良いんです。前回のバンコクもそうだけど、この街は詐欺とぼったくりの宝庫だってわかったから。お土産物屋、タクシー、トゥクトゥク。観光客が一番接するその全てで詐欺師に出会ったから、良い勉強だと思って諦めます。前回は金銭的な損害がなかったけど、今回は・・・やっぱり悔しい！！愚痴ばかりですみません<m(__)m>。でも、メーターで走らないなら、本来は違法らしいけど、２階の出発ロビーで客を降ろしたばかりのタクシーと交渉して市内に向かうべきだったのかも。その方が安いですしね・・・こういう違法がドライバーだけではなく、係員を含めて当たり前になっているからメーターで走ろうとする運転手が少ないのでしょうね←実は、同じ思いを帰国の時にもする事になります。
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キングサイズのベッドが２つも！ある室内。タイなのに案内文が英語と中国語のみ(^_^;)
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バンコクセンターホテルに着いた後はすぐにシャワーを浴びました。まるでプールではしゃぐ子供のような気分です。シンガポールで３泊の間、ずっと水しか出ないシャワーで我慢していましたからね。シャワーですっきりした後はとりあえず街に出ます。今回のバンコクは全く目的も予定もないのですが、前回の短時間の滞在では有名なお寺周りしかできなかったので（←しかも、もとより寺には興味ありません・・・笑）、ブラブラと街を歩き、道行く人や周囲の風景・光景を眺め、自分なりの「バンコク観」というものを持ちたいな、そう考えたからシンガポールの帰りに寄ったのでした。
とりあえずホテル目の前の駅から地下鉄に乗って移動です。目的もないので乗客が比較的たくさん降りた中心部の駅で、自分もそれに続けとばかり一緒に降りました。その後、街を少し歩いた後、近くの大型店に入りカフェでコーラを飲んで一休み。
ここまでは良かった。予定通りの時間です（１７：００頃でした）。だけど、外へ出ると、な〜んとバケツをひっくり返したような大雨。雷も鳴っています。とんでもない天気です。一応、旅行中は常に折り畳み傘を携帯しているけど全然役に立ちません。しかも、最初から帰りはタクシーの利用を考えていたので、地下鉄の駅の場所や、自分の現在地なんかさっぱり把握していませんでした。ダメもとで交通量の多い通りまで移動し、タクシーを拾おうとしたのだけど、やはり既に客が乗っているか、予約済みの車ばかり。相当待った後、やっとのことでおんぼろのタクシーが止まったのでそれに乗りました←どれだけおんぼろかというと、左のドアミラーが無くなっていて、手鏡！！が取り付けられれているんです(~o~)。まだあります。どんなにスピードを出してもメーターは０キロのまま動かないし、ワイパーも一本無くなっていました。
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雨でにじむフロントガラスに注目
ピンボケじゃないよ！（笑）
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一応口頭で行き先を告げたけど、やはり７０歳近いと思われる運転手には英語は通じません。ホテルでもらった名刺大のカードを見せても、字や地図が小さすぎて読めない様子。仕方なく、ああでもない、こうでもない、鉄道の駅の向かいだ、等と説明してやっと理解してもらえました。乗ってから既に５分は経過していたと思います。しかも、タクシーは前に進んでいたのですが、どうやらホテルとは正反対のようです。そこから折り返してもらったけど、乗った場所まで戻るだけでも１５分以上も。でも、急ぐ必要はまったくないから、「これがバンコク名物の渋滞なのか！」と、疲れ果てる運転手を後目に、一人異文化体験中。結局ホテル近くに着いたのは、乗ってから１時間以上も経過した１８：３０。ずっと渋滞でメーターだけがどんどん回っていたけど、最終的に１２０バーツほどでした←昼間のぼったくりタクシーの上乗せ分が、いかに多かったかというのもわかりますよね。ただ、支払おうとしたら２０バーツ札１枚と小銭の他には、５００バーツ以上の高額紙幣しかありません。当然のようにお釣りが無いって言われ、「近くのお店で両替してくるから！」と言ったら信じてくれたので、大雨の中、傘も差さずに店に走りました。晩御飯になるような物を買おうと思ったけど、お菓子や飲み物しかなかったのでミネラルウォーターだけ買い、再びタクシーまで走って支払いを済ませました。全身ずぶ濡れです。しかも、水たまりに入ってしまったのか、靴の中まで完全に濡れてしまっています。
最初考えていたのは、夕方まで街を歩いた後どこかの古式マッサージのお店で全身マッサージをしてもらい、その後適当に晩御飯を食べてタクシーで戻るという行動パターン。だけど、現実は上述の通り。ホテル入り口近くに大衆食堂みたいのがあったけど、ローカル色が濃く、注文に難儀そうなんで入るのを諦め、店先で売っていた餃子だけ買ってホテルに戻りました。
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揚げ餃子。３０バーツでした。９０円くらいですね。 |
さっき、寒いのにエアコンを使っていると書いたけど、部屋がじめじめしているし、濡れたものを乾かしたいからなんです。部屋にドライヤーが無く、電気スタンドの熱で！と思ったけど、白熱電球ではなく蛍光灯でした。エアコンに「ドライ運転」が無いので、温度を一番高くしているけどやっぱり寒いです。ウォームっていうところまで設定温度上げているのに、日本のエアコンのように暖かくはならないようです。当然かな！？（笑）
相変わらずついてない出来事ばかりだった今日一日。さすがに餃子だけではお腹が空くので、旅行の時は必ず日本から持ってくる、某社の固形タイプバランス栄養食で不足分を補いました。
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