イタリア4大都市旅行記 2008 新春
2008.1.2〜2008.1.10

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2日目
6時起床で7時にはホテルを出ました。せっかく前泊したのに、関空での集合時間が7:50。なのでこんな早い時間の出発となってしまいました。混んでいるかな?と不安だった関空も、時間が早いこともありガラガラでした。集合時間前だったけど、だめもとで向かったジャルパックの団体カウンターで、今回の旅の添乗員さんのAさんに笑顔で気分良く出迎えられました。「お待ちしておりました!(*^_^*)」と。簡単な説明を受けた後は自分でチェックイン・・・だけど、ツアーなので事前に座席が指定されていたようで、残念ながら好きな席を選ぶことは叶わずでした。その後すぐに出国したけど、出国審査のカウンターも一カ所しか開いてないほど閑散としていました。

結局、搭乗ゲートに着いたのは出発の1時間半前。ゲート前の席には一人しか座っていないほどでした。JALの
関空-ロンドン線は恒常的に赤字らしいけど、さすがに、時期的なこともありこの日は満席。ちなみに、満席の欧州便でも短いA滑走路からの離陸でした。

機内食一回目。
今年になって初めて食べたまともな食事でもあります(^_^;)
←旅行前は冷蔵庫の掃除で、買い物にもいけませんでした(笑)

牛肉の玉子とじ丼
ポテトサラダ
シーフードマリネ
フレッシュ サラダ
アップル ドレッシング
パンプキン ムース
コーヒー、紅茶、緑茶

ロンドンまでの機材はB777-200。乗り慣れた機材です。最近は各社とも、長距離の欧米線であっても、ETOPS180を取得したB777等燃費の良い双発機の導入に拍車がかかっているようです←ETOPS: Extended-range Twin-engine Operation Performance System の略で、双発機が洋上飛行をする際の制限のことです。

<今回の旅行中、magicVで見られた機内放送の一覧>

洋画

ラッシュアワー3

洋画

ボーン・アルティメイタム

アニメ

ルイスと未来泥棒

邦画

象の背中

洋画

3:10 to Yuma

洋画

ブレイブ ワン

洋画

The Nanny Diaries

洋画

ヴィーナス

韓国映画

愛するときに話すこと

ビデオ

ディズニー・チャンネル on JAL

ビデオ

クイズプレゼンバラエティ Qさま!!

ビデオ

その時歴史が動いた

邦画

里見八犬伝

洋画

ショーシャンクの空に

枕が変わっただけで眠れない私が機内で眠れるわけがなく、結局、到着までの12時間強の間に、映画を4本半、バラエティ番組を1本も見てしまいました。ラッシュアワー3、ボーン・アルティメイタム、ブレイブタイム、釣り馬鹿日誌18、フラガール←フラガールは昨年のニューヨーク旅行の往路で見て、思わずラストで涙を流してしまった作品。復路でももう一度ラストシーンを見て再び涙したのですが、1年ぶりの同じシーンを見て、やはり涙が自然と溢れてしまいました。

セカンドサービス

定刻丁度についたロンドン。以前はシンガポール便ですら長いと思った飛行時間ですが、最近は欧米線でも意外と平気です・・・だけどその後が最悪。まあ、添乗員さんが全部やってくれたことなのですが、ローマまでの乗り継ぎ便であるアリタリア航空便の席が取れていない人が一部いたんです。参加者30人のうち11人ほど。トランジットカウンターでのチェックイン時に発覚。まあ、その11人に私も入っていたんだけど(笑)。ジャルの航空券では確実に予約が入っています。が、それが運行会社であるアリタリア航空のリストには載っていなかったようです←意味無いじゃん(笑)。しかも、1時間半にも及ぶ交渉の末、何とか乗せてもらえる事にはなったけど、予定外の客だから機内食が出ない!し、飲み物すら出せないかもしれない・・・だって。

まあ、ローマに行けるだけでも良しとしますが、それにしても1時間半は長かった〜。何が起きているかわからないままずっと待たされていましたからね。これまで、何度も海外でトラブルに巻き込まれているけど、つねに
自己手配の一人旅だから、いつも「話題の中心」に自分がいました。今回のように、自分の座席がないという重大事件が起きているにも関わらず、ボケ〜ッと1時間半もしていたのは初めての経験で、逆に、何が起きているのか不安で不安でしょうがありませんでした。とはいえ、長時間の交渉の上、座席を確保してくださったコンダクターのAさんには感謝、感謝です<m(__)m>

本来は3時間の乗り継ぎ時間でしたが、座席の確保に1時間半もかかり、結局は
3時間しか自由になる時間がありませんでした・・・え?3時間!?そうなんです。ようやく乗れることになったローマ便が1時間半も遅れたんです。しかも、定刻の出発時刻になって初めて、公式にアナウンスがありました。それまではゲート番号もわからず、電光掲示板を見てもずっとPlease wait.の表示のまま。わざわざ「待ったください」なんて言われなくても、さんざん待っているのだけどね(^_^;)

結局、この3時間の時間を使って、旅行記をここまで作成しました。ちなみに、今、日本時間で4日の深夜2時半。さすがにふらふらになりながら画面に向かっています。

定刻より大幅に遅れての出発となったアリタリア便。搭乗後のキャプテンの説明によると、機材の出発地であるミラノの空港が雪で閉鎖になっていたとのこと。へぇ〜と思っていると、その天候の悪さをすぐに実感できました。はい。ロンドンヒースロー空港で滑走が始まってからというもの
←離陸前からです!、ローマへ着陸するまでずっと揺れっぱなし。エアポケットに入るような極端な揺れはないのだけど、休む間もなくガタガタと揺れていた機内。

そうそう。アリタリア便について。2007年7月19日には会社の
株の半数を保有するイタリア政府のディピエトロ建設相が、「売却先が見つかるのならば、(会社全体を)たとえ1ユーロで売却しても構わない」と発言するなど、経営難が伝えられて久しいアリタリアですが、ラテン系のお国柄なのか、良く言うと全てがおおらか。悪く言うと全てのおいていい加減(笑)。例えば、機内の座席前ポケット。私の席の前にはゲロ袋と安全のしおりしか入っていませんでした。近くの席を見てみても、席によっては機内誌が入っていたり、機内販売の案内が入っていたりと、内容がまちまち。また離陸直前まで携帯電話で通話している乗客が数人いたけど(←しかも、「電源をお切りください」の放送が流れている最中も話している始末)、客室乗務員も無言で見ているだけでとくに注意したりしません。

まあ、ぼろ機材であっても、
空中分解した中華航空のような事故さえ起きなければ良しとするのだけど、アジア系のエアラインのサービス向上が目まぐるしい昨今です。ハード(機材)はぼろでも、せめてソフト(サービス)でそれを補うくらいの気持ちでしきり直して再出発をして欲しい、そう思うのもまた事実です。

結局、この日ローマのホテルに着いたのはイタリア時刻で夜の11時。日本時間では翌朝の7時です。大阪のホテルを出てから丁度24時間後にイタリアに着いた事になります。正直疲れました(笑)。荷物の整理や入浴が済んだのは日が変わった1時過ぎ。徹夜した翌日と同じような、何とも言えないけだるい感じのまま消灯しました。

クリストフォード・コロンボ〜CRISTOFORO COLOMBO〜
Via C. Colombo,710Roma00144

〜ローマの中心部とフィウミチーノ空港の間に建つホテル。客室は広くて明るい。季節限定のプールサイドバーはリゾート気分を味わえる。地下鉄EUR FERM駅Iは徒歩圏内〜(ネット上の情報を整理しました)

バスタブ付きの部屋でした。ここに2泊。

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